ユーカリが丘の歴史
ユーカリが丘の街づくりは1971年に始まりました。世代が偏らないよう年間約200戸に限定した定量供給を続けることで人口バランスを保ちながら、皆様の暮らしに寄り添い、耳を傾け、人間の成長と同様に街の成長を促すため、それぞれの時代に合わせて様々な取り組みを行ってきました。すべての世代に優しく安心して住み続けられる街、千年先までも発展し続ける街を目指し、これからも街づくりに取り組んでまいります。
街づくりのコンセプト Ⅰ.ずっと住み続けられる街
開発から50年を超えた現在も、開発当初からの基本理念である、自然と都市機能の調和による「いつまでも住み続けられる街」を目指しています。2015年に国連サミットで採択された、2030年までの国際目標「SDGs=持続可能な世界を実現するための17のゴール」の達成に向け、国は「持続可能なまちづくり」推進支援として「SDGs未来都市・自治体SDGsモデル事業」を展開しています。とりわけ、17のゴールの中でも「11 住み続けられる街づくり」については先駆的に取り組み、千葉県内でSDGsの具体的な取り組みを進めることが目的である「ちばSDGsパートナー」に登録しています。将来を見据えた都市計画に基づいた継続的な街づくりを通じて、SDGsの達成にこれからも貢献してまいります。
「ハッピーサークルシステム」はユーカリが丘に住む方へ最適な住環境を提供するとともに、街の「若返り」を促すことにより常に活力のあるまちにしていこうという《ユーカリが丘限定の安心住み替えシステム》です。ユーカリが丘では「いつまでも安心して暮らせる街」を構築し、循環型地域社会を目指しています。
街づくりのコンセプト Ⅱ.子育てしやすい街
少子化が進む現代、ここユーカリが丘は子どもたちの明るく元気な声が響き渡る、活力のある街として注目されています。子育て世帯の増加に対応し、山万グループでは保育園や学童保育所で毎日約700名のお子様をお預かりし、様々な育児サポートの拡大を進めてきています。
ユーカリが丘総合子育て支援センター
ユー!キッズ
心も体もすくすく育つ全天候型遊び場。子どもたちの創作意欲や好奇心を刺激する体験型プログラムや親子教室も充実。幼稚園教諭や保育士資格を持ったスタッフが常駐しているので、保護者も安心して子育て相談やリフレッシュができます。
ユーカリハローキッズ
千葉県初の認可保育園で、駅前という好立地の上に広々とした庭園付き保育園として保護者様から高い評価を得ています。待機児童問題が顕在化する以前から働く女性の支援を目的としてオープン。「子育て支援センター」も併設されていて、親同士の交流や育児相談など、「子育て」だけでなく「親育ち」も支える充実の体制が整っています。
街づくりのコンセプト Ⅲ.高齢者が住みやすい街
年をとっても住み慣れた環境で、生きがいをもって暮らしたい。
人間にとっての幸せを考えた『地域包括ケアシステム』の構築がユーカリが丘では進んでいます。
シニアハッピーサークルシステム
山万グループの社会福祉法人「ユーカリ優都会」が看護・介護・医療サービスなどを相互に連携して総合的に提供し、地域包括ケアシステムを実現することで、ユーカリが丘を生涯にわたって安心して住み続けられる街にすることを目指しています。
ケアガーデン「みんなの庭」
オーストラリアで生まれたダイバージョナルセラピー/高齢や障害のために心身の活性が低下、または認知症を伴う人に対し、その人のもてる可能性を見つけて自らの存在感と自信を取り戻せるように援助し、楽しさや幸福感の方向へ気持ちの転換を図る思想を導入しました。約3,000坪、日本最大級のケアガーデン「みんなの庭」で自然や動物との触れ合いのプログラムを通じて、五感を効果的に刺激し、ご利用者様の心身の機能回復をサポートします。
特別養護老人ホーム・ユーカリゆうとの杜
街づくりのコンセプト Ⅳ.便利な独自交通のある街
駅徒歩10分圏内に住まいを――この想いから、ユーカリが丘では環境に優しい新交通システムを採用した「山万ユーカリが丘線」を敷設。さらにきめ細かく交通サービスを提供するため、路線バスの運行を始めました。サービス充実のために業種を問わずに挑戦する、それが山万の開発当初から変わらぬポリシーです。
山万ユーカリが丘線
騒音、振動、排気ガスの心配がない独自の新交通システム「ボナ(VONA=Vehicle of New Age)」、山万ユーカリが丘線は、1982年11月(開通当初はユーカリが丘駅~中学校駅間の2.7km)に開通し、戦後初の鉄道事業認可を受け、民間としては日本で初めて実用化しました。「こあら号」という愛称で愛されている山万ユーカリが丘線は、14分でタウン内の6つの駅を一周し、地域住民の便利な「足」となっています。
山万ユーカリが丘コミュニティバス「こあらバス」
ユーカリが丘では環境に優しく、より便利で快適な街づくりの実現のため、2009年と2010年に電気バス、2013年にクリーンディーゼルバスを活用した社会実験を実施し、多世代にわたるバス利用者のニーズを把握し、より便利な運行ルートを検討してきました。そして、2020年11月より山万ユーカリが丘線を補完するため、周辺の住宅地と様々な施設を結び、タウン内を網の目のように運行するコミュニティバスの運行が開始されました。これにより、高齢者や子育て世代が暮らしやすく、社会参加しやすい住環境を実現し、日常生活における移動手段をシームレスに提供できるようになります。
街づくりのコンセプト Ⅴ.暮らしに便利な街
便利で快適な生活を支えるサービスを街全体に巡らせることは、街づくりをする山万のテーマです。
駅前の計画的な商業施設の集積は、周辺エリアからの来訪を促し、地域経済の活性化にもつながっています。
ユーカリプラザ
ユーカリが丘駅直結徒歩1分!ご家族で休日のショッピングや映画鑑賞、お友達とティータイム、子どもの習い事、おひとりでオシャレや癒しを求めて…など、多世代にお楽しみいただけるショッピングセンターです。
スカイプラザ・モール
ユーカリが丘駅直結だからできる次の時代を見据えた商業施設を目指して2017年11月にオープンしました。「食文化」「健康・衣料」「憩い・余暇」「学び・教育」をキーワードに、お子様やシニア世代までの幅広い世代の方が集い、新たな発見や体験、楽しみにつながる空間を創造します。
イオンタウンユーカリが丘
京成線沿線最大級、「集う!味わう!育てる!わたしの夢がかなう街」がコンセプトで、2016年6月にオープンしました。子育て世代の人口増加が著しいユーカリが丘地区の特性にあわせ、関東最大級のベビー・キッズ専門店や、家族で楽しめる総合スーパー、日常にちょっと華を添える上質&素敵な専門店が揃い、子育てファミリーが買い回りを楽しむことのできる西街区と、大人世代が楽しめるようなアーバンタイプの洗練されたライフスタイルを提案する専門店が揃う東街区で構成されています。
街づくりのコンセプト Ⅵ.安心・安全の街
堅固な地盤と津波や洪水の心配がない地勢
ユーカリが丘は、東京湾から約15km、海抜約20m、津波の心配もなく、下総台地と呼ばれる洪積層の台地のおよそ中央部に造成され、安定した地盤に位置しています。そのため、地震や津波の影響を受けにくいだけでなく、佐倉市の洪水ハザードマップからも洪水の可能性が低いとされています。また、ユーカリが丘内には6つの調整池があり、50年に1度の大雨にも対応できる治水能力を備えています。
24時間・365日の巡回警備
ユーカリが丘では、住民の安全で安心な暮らしを守るために、ホームセキュリティ加入にかかわらず、地域全体をワイエム総合サービス(株)の専用パトロールカーが24時間・365日、事件・事故の発生の有無にかかわらず、常に巡回警備を行っています。
三位一体の防犯体制
ユーカリが丘では、行政や警察署、消防署などの公的機関と、住民による自主防犯ボランティア、そしてユーカリが丘専門のセキュリティ「YMセキュリティ」が、互いに連携し情報交換、協力体制を築いています。日常の各防犯団体によるパトロールに加え、毎年8月には警察、PTAなどとの合同パトロールが実施され、数百名規模の参加があります。大人が子どもを守り、困った時は助け合う。そんな姿勢がユーカリが丘には育まれています。
街づくりのコンセプト Ⅶ.未来が見える街
ユーカリが丘では「千年優都」をテーマに、ここに暮らすすべての人たちが、末永く、安心して、健康で快適に、幸せな生活を送るための街づくりが進められてきました。開発から50年を迎えた今、次の50年を見据え、さらなる発展を目指した新しい開発が、ユーカリが丘で始まろうとしています。
ユーカリが丘駅北口再開発
ユーカリが丘駅前の回遊性と界隈性を創出すること、昼間の交流人口を増やし、同時にこの街に居住する人口も増やすことを目的に、ユーカリが丘駅北口周辺の約5.5haでの計画がいよいよ本格始動します。
ユーカリが丘を訪れる人を増やすため、東側(EAST SIDE PROJECT)では、オフィスや商業施設、多目的施設などの一体的整備が計画されています。一方、ユーカリが丘に住まう人を増やすため、西側(WEST SIDE PROJECT)では、多世代型の住居となる駅前立地の大規模マンション「スカイプラザ・ユーカリが丘 ゲートフロント」の計画が始動しました。地上15階&4つの住棟で構成された大規模レジデンス。駅近ポジションに相応しいアーバンテイストな雰囲気を漂わせます。また、大規模レジデンスならではの充実した共用施設が「+1(plusone)」のライフスタイルをご提案。時代のニーズに呼応する、快適で心地よい毎日を演出します。
賑わう駅前の利便性を求めて、定住人口と昼間人口・関係人口の増加が見込まれます。
ミリオンシティ構想
ユーカリが丘は、この先の50年を見据えて、将来の街づくりの整備方針となる約100万坪の都市計画グランドデザインプランの策定にも取り組んでいます。今後の新たな大動脈となる都市計画道路の整備を見据え、ヒト・モノの動きの変化を効率的に街の魅力に取り込めるよう、エリアごとに土地利用を計画しています。テーマは「つながる」。都市と里山がつながる、利便性と快適性がつながるなど、様々なものが心地よくつながることで、新たな魅力の創出を目指します。
ユーカリが丘バイブル『夢百科』
これを読めば
ユーカリが丘の
街づくりがわかる。
『夢百科』は、ユーカリが丘の開発コンセプト、ユーカリが丘の歴史、ユーカリが丘の独自の街づくり手法、子育て支援、医療、福祉などの各種サービスやシステム、そして今後の開発計画まで、街の情報がぎゅっと詰まった、ユーカリが丘のバイブルです。